慶應義塾大学 理工学部 数理科学科

非線形解析セミナー

タイトル 一般すべり流理論とKnudsen層解析
開催日時 2019年5月15日 16:45 ~
主催者
講演者 初鳥 匡成 氏(京大・工)
場所 慶應義塾大学理工学部 14棟 733 (創想館 7階 ミーティング3)
内容 低圧気体や微小系の気体の振舞いを記述するためには,ふつう,ボルツマン方程式を用いる必要がある.しかし,幸いにして,低圧・微小化の度合いが軽度な場合,ボルツマン方程式の系統的な漸近解析により,気体の振舞いは大域的には適切なすべり条件の下での流体力学的方程式により記述でき,境界近傍でそれに気体論的な補正(Knudsen層補正)を施せばよいことが示されている(曾根の一般すべり流理論).Knudsen層の構造は一連の線形化ボルツマン方程式の半空間境界値問題を解いてきまる.一般すべり流理論は主に定常系で確立されている.本講演では,この理論の非定常系への拡張およびKnudsen層問題の数値解析の結果を紹介する.とくに,Knudsen層問題の解の境界上での特異な振舞いについても述べる.
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